耳鼻咽喉科
花粉症・めまいの不安を解消し、
笑顔で過ごせる毎日へ
専門医による丁寧な診察と治療で、花粉症・めまいを改善。
耳・鼻・喉にこのような症状はありませんか?
Ears, Nose, Throat

耳の症状
耳がかゆい
耳鳴りがする
耳がいたい
目が回る
耳だれがある
鼻の症状
鼻水が出る
頬が痛い
鼻がいたい
いびきがある
匂いがない

喉の症状
口内炎
喉のつまり
喉がいたい
声がかれる

このような症状がある際は、耳鼻咽喉科を早めに受診されることをおすすめいたします。
花粉症について
Hay Fever
日本では、花粉症をはじめとするアレルギー疾患に苦しむ人が急増しています。その中でも花粉症は、すでに蔓延している病気です。スギ花粉が原因の花粉症は、全国で約7人に1人、都市部では約3人に1人が罹患しています。そして、花粉症の年齢はこの10年で大幅に進みました。
3歳児でも花粉症になるのが現実です。スギ以外にも、ヒノキ、ハクサイ、ブタクサなど多くの種類の花粉があり、それらが密接に絡み合っています。
アレルゲンとは、アレルギー症状を起こす物質のことをいいます。例えば、スギ花粉症のアレルゲンはスギ花粉となります。ほとんどの方は「花粉症=スギ花粉」だと考えていますが、スギ以外の植物の花粉が原因の花粉症もたくさんあります。

発症する仕組み
Mechanism of onset

害のあるものが侵入してきた時、健康な人であれば体内に抗体を作って体を守ります。
これは、自然に備えている生物の自己防衛メカニズムです。アレルギー性疾患は、体に何も害がない花粉やほこりといった異物が侵入してきた時に、それを害のある異物だと認識してしまうことから起こります。
ここではわかりやすいように、花粉で説明しましょう。花粉を害のある異物だとカラダが認識すると、それを撃退するために、体内のBリンパ球がIgE抗体を作ります。
人間の体、特に皮膚や粘膜部には肥満細胞が多く分布しています。いわゆる“肥満”とは全く関係がない細胞です。この肥満細胞は、ヒスタミン、プロスタグランディン、セロトニンなどさまざまな物質を含む丸い形をした細胞です。花粉を害のあるものと認識して体内のBリンパ球が作ったIgE抗体は、この肥満細胞に付着します。そして、次に起こる花粉の侵入に備えた戦闘態勢を整えます。そこに再び花粉が入ってくるとIgE抗体がその情報をキャッチして肥満細胞に「異物侵入」と知らせます。すると肥満細胞は、ヒスタミンやロイコトリエンなどの生体内化学伝達物質(ケミカルメディエーター)を放出し、花粉を撃退しようとします。
この生体内化学伝達物質が花粉症の症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)を引き起こしている張本人なのです。

当院では、以下の検査等を実施しております。
採血にて特異的IgE抗体検査(アレルゲン)を調べる検査
血液検査
患者さんの鼻汁を採取。そのアレルギー反応を調べる検査
鼻汁中好酸球測定

